今では毎年恒例になっている、昭和37年度都立墨田工業高校電気科3年4組のクラス会。今年も先月の8日に無事?終了した。今回も、墨田両国界隈コンシェルジュの佐野君のリードにより、夜の部の宴会の前にひと歩き。ウォーキング付きであった。
両国駅の西口で待ち合わせして、まずは国技館に付属した「相撲博物館」を見学。内部は撮影禁止なので。歴代の力士の写真や、化粧マワシが飾られ、子供の頃の懐かしい感じが蘇る。
次に清澄通りの地図で、佐野君がウォーキングルートの説明。
両国はやはり相撲の町。チャンコ料理の店や、相撲のモニュメントが多い。
気持ちのいい竹に覆われた通路を行くと、
力士の力塚やペットの供養塔、災害犠牲者などの慰霊塔もある。
ねずみ小僧の墓もあり、墓前でなにやら一生懸命に石を削って、その粉を持ち帰るという若い男子が不思議だった。受験生とか。
回向院を出て、一行は裏通りに入り、日露戦争で活躍した日本海軍の駆逐艦「不知火」の錨(いかり)を観て、芥川龍之介の文学碑に。龍之介は、この地で生まれ育った。石碑には、杜子春の一説が。
そして、夜の部の宴会場である柳橋方面へ。
途中、忠臣蔵で有名な「吉良上野介邸跡」を見学。
吉良上野介の像もあり、義士の資料も展示されている。そのあと隅田川を渡り、無事に会場のTDK柳橋倶楽部へ。
ようやく皆と合流。
食事は、オジさん達には似合わないが、フレンチコース。ビールで乾杯したあと、ワインに。
前回体調不良から欠席した篠原君が、見事復帰。15名の常連が一同に会した。毎年恒例のこの会も、皆が楽しみにしているのがいい。55年前にはクラスであまり口もきかなかった奴が、今では別の親しい仲間になっている。皆、来年も元気に集りましょう。
帰りの柳橋はイルミネーションで、雰囲気が変わっていた。